みなさまこんにちは。
わたくし、昼間は仕事、夜は育児、土日祝日盆暮れ正月も育児にかまけておりまして、およそ休日と呼べる日のない生活を送っておりますが、年齢的にそれほど若くもないわけで、最近は月に1回のペースで風邪を引いております。
たまに子供を3人連れてる人を見ると、「あー、すげー大変そう」って思いますけど、「あ、それってうちじゃん・・・」と我にかえるんですよね。
たまには嫁さんに子供を託して羽を休めたら?
いやー、だってこんなの1人じゃ絶対無理だもん。。。
まあ、それもこれもあと5年くらいの辛抱だと思って楽しくやりますよ。
さて、輸入車ミニバンの代表格といえば、みなさまご存知のフォルクスワーゲントゥーランですが、その兄貴分といえばなんでしょう?
そう。シャランですね。
日本での販売台数は不明ですが、
「やっぱり3列シートが必要」
「でも国産車はNo」
「かといってトゥーランじゃ狭いし」
「商用車派生車種はリームー」
「え?フランス車とか壊れるっしょ」
という方のためのほぼ唯一の選択肢として貴重な存在なのであります。

全長4,855mm、全幅1,910mm、全高1,750mmの堂々たるサイズは、トヨタのラージミニバンであるアルファードよりも5mm長く、80mm広く、140mm低いというプロポーション。
なお、同じフォルクスワーゲングループのセアトからは、アルハンブラという名前の兄弟車が発売されています。

プラットフォームでいえば2代目に当たる現行モデルは本国で2011年に発売されました。現行シャランは、ゴルフV世代の古いプラットフォームに乗っているわけで、新型を待ち焦がれている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、どうも、シャランは現行で終了し、次期モデルは計画されていないそうなのです。
“Volkswagen is set to axe the larger Sharan in 2016”
– Auto aevolution –
記事自体は次期トゥーランのテスト走行に関する内容なのですが、文中にさりげなく「フォルクスワーゲンは2016年内にシャランを廃止する予定」と書かれています。
他にシャランの廃止について触れた英語の記事が見つからないので、真偽のほどは定かではありませんが、この記事では、廃止するシャランの代わりにトゥーランのロングホイールベース版が登場するのではないかと予想しています。
あれ、シャランって売れてないんですかね?
確かに市場を見渡してみると、全長4.8mクラスで乗用車専用ボディのラージミニバンて、陰が薄いような気がしますが、2013年の新車販売台数を見てみましょう。
シャラン:40,159台
S-MAX:30,380台
アルハンブラ:19,990台
ギャラクシー :18,378台
エスパス:8,369台
807:2,788台
C8:2,633台
各社資料などより
※フォードは欧州域内のみ
※シャラン、アルハンブラは生産台数
あー、少ないですね。シャランは欧州で3万台というデータもありますので、欧州ラージミニバン市場は年間約10万台。シャランとアルハンブラにフォードS-MAXを加えた3車種で全体の8割を占めているという状況です。
プジョー807とシトロエンC8は既に廃止が決まっていてまったくやる気はありません。後継車種も今のところありません。ルノーエスパスもデビューから10年経過しているためか、8千台しか出ておらず、とても採算に乗っているとは思えません。
年間10万台というのは、例えばシトロエンのC4ピカソが1車種で稼ぐ台数ですね。ちなみに日本では、自販連の統計によると、トヨタのアルファード/ヴェルファイアの2013年の販売台数が合わせて約8万台です。日産エルグランドは正確な数字は不明ですが、1.5〜2万台程度の模様で、奇しくも約10万台というラージミニバンの市場規模は欧州と同じです。ハイエースのワゴンタイプなんかを足すともっと増えるんでしょうけどね。
しかし、これでシャランとアルハンブラが消えると、欧州でもラージミニバンはほとんど選択肢がなくなってしまいますね。
需要がないんでしょうかねえ。まあ、ドイツは知りませんが、イギリスだと郊外はCセグ車でも狭いと感じるような道路も多いですからね。そのくせ制限速度が高くてジェットコースターのようにビュンビュン飛ばしますから、シャランの1.9mという車幅は欧州でも持て余すサイズなのかもしれません。
なお、「生き残る」フォードのS-MAXとギャラクシー、ルノーエスパスは次期モデルが存在し、いずれも2015年中には発売されそうです。
ただし、ルノーエスパスがモデルチェンジによってミニバンからSUVに変貌を遂げたように、ラージミニバン、ラージMPVというスタイルはヨーロッパではあまり受けなくなってきたのかもしれません。
深刻なのは日本であって、シャランが消えると輸入ラージミニバンは選択肢が皆無になってしまうわけです。商用車派生でよければVクラスがありますけどね。こうなると、並行輸入の沼地に足を踏み入れるか、腹を決めてヴェルファードかエルグラということに・・・キンキラのメッキグリルをボディ同色で塗りなおせば何とか・・・いやいや・・・
うーん、自分がその立場になったらかなり悩ましいですね。
冒頭の条件が絶対はずせないとなったら「北米版シエナかオデッセイを並行輸入」かなあ・・・
いずれにせよ、将来シャランの購入を考えている方にとってはあまり時間のない話になってきました。シャラン難民の救済策がヒョコッと現れるといいんですけどね。
