みなさまこんにちは。
さて、2026年が明けて早くも1月が終わろうとしていますが、みなさま昨年はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は2024年の年末年始はサッカー観戦と海外ドライブのために双子男児を連れて3人でイギリスを訪れていましたが、2025年末は長女の受験もあるため、近所でゆっくり過ごしていました。
あと、2024年には50歳手前で転職しまして、もう6社目だか7社目だかも忘れましたが、今の会社にはよく拾ってもらえたものだなと思いますね。さすがにもう最後の会社にしたいと思いますので、波風立てずに大人しくしがみついていられればいいなと思っています。
ただ、なぜかいま人生で一番仕事が忙しいんですよ。会議は多いしタスクはどんどん降ってくるし。自分が撃ち返しすぎているのかもしれませんが、なぜこんなに業務量が多いのでしょうか。50代のサラリーマンなんて、窓際でマインスイーパかばかりやってるんじゃなかったんですか。
また、2025年は双子男児が中学生になり、ついにわが家から小学生が姿を消してしまいました。やはりというかなんというか、子育ての「気楽な楽しさ」って小学生までなんだなと。
未就学期の子育ては、子どもの溢れる可愛さとともに、ひとりでは何もできない乳幼児を「生かし続ける」ことに肉体的にも精神的にも擦り減らされて、文字通り死ぬほど大変でした。
それが小学生になると、子供が自分でできることがどんどん増え、次第に大人と同じ行動をしたり趣味を持つようになります。双子達がサッカーを始めてハマったのもこの時期ですね。うちの子供達は中学受験をしなかったため、チョロっと勉強させたくらいで、辛さもさほどない時代でした。
そして中学生。噂に聞いてはいましたが、勉強もスポーツも、本当に実力主義というか、実力格差を否応なしに見せつけられる世代になります。できる子とそうでない子の差がはっきり見え始める世代です。
人間関係もいろいろありますね。女子はいいんですが、男子中学生がここまでアホだとは、うっすら想像してはいたものの、想像の軽く40倍は超えてくるアホさ加減です。もう、アホすぎてアホすぎてアホすぎる。
昔、元英国首相のトニー・ブレアさんが「14〜20歳までの子育ては暗黒時代」みたいなことを書いていたのをなぜかよく覚えているのですが、ほんとその通りだなと。
まあ、大したことないっちゃあ大したことなくて、これも成長の過程だと思うのしかないのかもしれませんが。みんな病気もせず元気ですし。
そして我が愛車、メルセデスAMG GLB35は2023年8月の納車から2年4か月、走行距離は2万4000kmになりました。前愛車のGLB 200dは2年半で降りた時に2万km弱でしたから、私としては相当伸びています。2024年以降はJリーグの地方遠征に何度か行きましたし、東京のジュニアユースは八王子や府中など都内全域で試合があるため、長距離移動は以前より増えています。
そのメルセデス・ベンツGLBも2019年の欧州デビューからはや7年。2025年12月に2代目が発表されましたので、デザインや主な機能など気になる点や、現行GLBオーナーとして気になる点などを見ていこうかと思います。
2代目メルセデス・ベンツGLBの概要
日本でも大方の予想通り大ヒットとなったメルセデス・ベンツGLB。コンパクトで少しプレミアムな3列7人乗りSUVは都内では溢れるほど走っていて、右を向いても左を向いてもGLB。1時間ほどの外出で4~5台のGLBを見かけることも少なくありません。これはもう間違いなく「五反田のヤリスクロス」です。以前は「五反田のライズ」だった気がしますが、一時期あれだけ走っていたライズはどこに行ってしまったんでしょうか。
そのGLBの2代目となる新型モデルが、2025年12月8日に欧州で発表されました。ドイツではすでに予約注文を受け付けているようですが、納車は2026年からとなるようです。歳を重ねてくると「え、この車もうモデルチェンジするの?現行モデル発売したばかりじゃね?」と思いがちですが、初代GLBが発売されたのは2019年(日本は2020年)。7年のモデルサイクルは通常通りといえます。
2代目GLBはまずEVが発売され、今後1.5Lエンジンを搭載したマイルドハイブリッドが登場する予定。AMGモデルについてはまだ情報がありませんが、需要を考えればおそらく発売されるのではないでしょうか。
なお、新型GLBのドイツでの価格は、GLB 250+が59,048ユーロ(約1080万円)、GLB 350 4MATICが62,178ユーロ(約1140万円)からということです。日本仕様の現行EQB 250+が 815万円であることを考えると相当価格が上がっているように見えますが、先代EQBの欧州仕様は55,000ユーロですので、値上がり幅は10%もありません。つまり円が安くなっているのです。
まずはサイズを見ていきます。以下に寸法の概要を示します。新型GLBは、先代GLBよりも98mm長く、27mm広く、14mm低くなっています。ホイールベースも60mm伸ばされました。最小回転半径は日本と測定方法が異なるため(現行GLB日本仕様は5.5m)直接の比較はできませんが、小回り性能もほぼ変わらないようです。
| 項目 | 単位 | 新型 GLB | 初代 EQB | 初代 GLB | ||
| 値 | 値 | 変化 | 値 | 変化 | ||
| 外部寸法 | ||||||
| 全長 | mm | 4,732 | 4,684 | +48 | 4,634 | +98 |
| 全幅 | mm | 1,861 | 1,834 | +27 | 1,834 | +27 |
| 全高 | mm | 1,687 | 1,701 | -14 | 1,701 | -14 |
| ホイールベース | mm | 2,889 | 2,829 | +60 | 2,829 | +60 |
| 回転半径 | m | 5.95 | 5.9 | +0.05 | 5.85 | +0.1 |
| 内部寸法 | ||||||
| 前席足元空間 | mm | 1,052 | 1,045 | +7 | 1,045 | +7 |
| 2列目足元空間 | mm | 1,008/939 | 940/910 | +68/+29 | 940/937 | +68/+2 |
| 前席頭上空間 | mm | 1,070 | 1,035 | +35 | 1,035 | +35 |
| 2列目頭上空間 | mm | 1,026/1,016 | 962/962 | +64/+54 | 999/982 | +27/+34 |
| 3列目頭上空間 | mm | 882 | 872 | +10 | 884 | -2 |
| 荷室容量 | L | 540/480 | 495/465 | +45/+15 | 565/500 | |
| 荷室容量 (2列目格納時) | L | 1,715/1,605 | 1,710/1,620 | +5/-15 | 1,805/1,680 | -90/-75 |
| フランク容量 | L | 127 | – | 127 | – | |
| 前後荷室容量 | L | 667/597 | 495/465 | +172/+132 | 565/500 | +102/+97 |
デザイン
まずはフロントを斜め前から見てみましょう。公式写真がこちら。
どうすかねこれ。すでに発売されている新型CLAと似たような顔つきになることは予想していましたし、GLBの発表から1ヶ月経過して、それなりに見慣れてきてはいるのですが、カッコいいかと言われると、正直なところ微妙ですね。
新型GLBのフロントマスクの大きな特徴は、車幅いっぱいに広がったLEDライトバーです。左右のフロントライトの灯体の上端をシームレスに接続し(部品としては分割されているが)、フロントグリルに相当する「パネル」は下に押し下げられた形になっています。「パワードーム」という大層な名前がつけられた、ボンネットの2本の縦方向の隆起も健在です。
新旧2世代の表情を比べてみましょう。初代GLBのフロントライトはほぼ長方形で、「この字」形のDRLが特徴です。このランプはフェイスリフトで「この字」から「上端一文字」に変更されました。ベンツのSUVはどちらかというと丸みを帯びた愛嬌のある顔つきが多いですが、初代GLBも例にもれず、穏やかさと凛々しさを兼ね備えた端正な表情でした。
2代目GLBでは、ライトバーに加え、メインライトの灯体にベンツのスリーポインテッドスターを模した星形のLEDが設けられています。ただでさえ、ダイヤモンドグリルがスターグリルに変わってベンツマークだらけになったフロントに、さらにベンツマークを追加するなんて、正直やりすぎではないかと思わなくもありません。
ただ、ライトがLED化して線が細くなってくると、表情の違いをつけにくくなるのも確かです。ここはおそらく各社のデザイナーは大変苦労しているのではないでしょうか。中国車のように横一本のLEDだけでは見分けがつきません。DSやレクサスのようにZ型に這わせたり、BMWのようにLEDで「図形」を描いたり、フロントグリルをLEDで囲ったりエンブレム自体を光らせたり。灯体を増やせばコストは当然かさむし、国によってはエンブレム照明が使えません。ということで、ライトを無駄に増やさず、ベンツらしい表情をつけるための一つの答えが、この「ベンツ形ランプ」なのかもしれません。
そう考えると非常に合理的ですよね。カッコいいかというと、首をかしげざるを得ませんが。
ちなみに、GLB公開時に雪山で撮影されていた仕様が標準仕様のプログレッシブラインです。これもどうなんでしょうね。うーん。
続いてサイドに回ってみます。全体的なプロポーションとしては、先代と2代目に大きな違いがあるようには見えません。全長は初代GLBの4,634mmから2代目は4,732mmとほぼ10cm伸ばされました(いずれも欧州仕様)。ホイールベースは2,829mmから2,889mmと6cm拡大し、全高は1,701mmから1,687mmと、こちらは1.4cm低くなっています。「伸びしろ」の大半は2列目空間の拡大にあてられたということで、確かにリアドアの長さも2代目は長くなっているように見えます。
デザインの大きな違いは、リアセクションです。初代GLBのリアクオーターウインドウはCピラーからテールにかけての線がなだらかに下りていき、くいっと持ち上げられたショルダーラインとつながる、実にベンツらしいデザインです。

一方2代目GLBでは、リアクオーターウインドウの上下を絞りつつ、パネルの半分程度の位置でスパッと裁ち落とした台形になっています。これはデザイン上の違いなので善し悪しはありませんが、実は2代目GLBのようなリアクオーターウインドウの描き方は、従来のベンツのSUVでは見られなかった、大きなイメチェンといえます。さらに、ボディサイドのガーニッシュを上側にくぼませたのは、スリムな見た目を狙ってのことかと思います。全体的にカジュアルでスポーティな印象を目指した感じです。
そして、初代GLBでは未塗装だったボディ周囲の樹脂モールが、2代目GLBからは塗装されるようになったようです(グレードにより違う可能性はあります)。未塗装の樹脂モールは、コーティングしない限り1~2年で白っぽく退色してしまうのが難点で、そのまま放っておくと本当にガッサガサに荒れ果ててしまいます。
塗装されていればおそらくその心配はないのですが、ただ、ボディの下のあたりってけっこう小傷がつくんですよね。特にリアタイヤの前の部分は、私のGLBも小石を勢いよく打ち付けたような細かな傷がたくさんついています。樹脂って柔らかいですからね。塗装樹脂でもそれなりに対策はされるんだと思いますが、どうなんですかね。
続いてリアセクション。ここも初代GLBとは大きく変わった部分です。初代GLBのリアコンビランプはオーソドックスな左右分割型で、リアゲートの中央にナンバープレートが収まっています。色気はないものの、実用性に対する意識の高さを感じさせるようなシンプルなデザインです。
2代目GLBではは、フロントと同様にワイドなLEDバーがリアゲートを横方向に貫き、縦型のランプと接続されて「コの字」を下に向けたような造形です。これも初見で「うわぁカッコいい!」ってなる方はあまりいないような気がするんですが、やはり「ライトバーありき」のデザインを試行錯誤した結果なのではないかなと。
ライトバーは横1本だけだと、なかなか表情がつかないですよね。シンプルだけどあまりに特徴がない。ポルシェ・カイエンなんかもそうですが、EQCもGLCもあまり変わらん。ようするにつまらなくなっちゃう。ならば端っこを上に向けるか下に向けるか。上向きはボルボやホンダが散々やってるので、じゃあ下向きですかね、と。
こんなのカッコよくないって?でも、最新のレンジローバーもこんな形なんですよと言われると、むむう、それなら高級っぽいのかなとも思えてきてしまう。
そして全体を眺めてみると、全体的にすっきりとさせてシャープなラインは極力減らしているように見えます。7年分の新しさは表現されているのかとは思います。
次に内装を見ていきます。ここは外観以上にイメージチェンジが図られています。初代GLBでは運転席とセンターコンソールにそれぞれ10.25インチのディスプレイが2台備わっていましたが、2代目GLBではダッシュボードの端から端までが一体化された最大3画面の「MBUXスーパースクリーン」が採用されました。これは、運転席の10.25インチメーターに加え、14インチの中央画面、さらに14インチの助手席用画面で構成されます。
「MBUXスーパースクリーン」は、助手席用の画面はオプション装備となります。助手席用ディスプレイが装着されていない場合は、その場所にはスター柄のグラフィックが入ったトリムパネルが配置され、アンビエントライトと連動して光らせることもできるそうです。
方々でも指摘されていますが、助手席の画面にどこまで利用価値があるのかは疑問です。仮に助手席の乗員がYouTubeを観たくなったとしても、いちいちダッシュボードに手を伸ばして操作してまで観たいですかね?手元のスマホで十分では?
しかし、ここに画面がないとただの平板な板になってしまいます。それでは寂しいので助手席画面がない場合はグラフィックパネルが設置されます。ここはEQEなどの「レスオプション」で失敗しているので、同じ轍は踏まないということなのでしょう。
一画面よりも二画面、二画面よりも三画面の方が未来感も出るし商品として迫力も増すことは間違いありません。テスラや中国系メーカーは大きなスクリーンを中央にドーンと設置するシンプルかつ大胆な方法を採りがちですが、欧米各社は画面の大きさや配置を含めて試行錯誤が続いているようです。新型GLBのように平板なスクリーンが支配するダッシュボードは、あまりにも画面が主張しすぎていて、かけたであろうコストの割には高級感があるようには見えません。デザイン的にはもう少し「コックピット感」や囲まれ感を打ち出した方が高級感が出る気がします。
もっとも、昔の自動車もダッシュボードは一枚板で、所狭しとメーターが並んでいたものです。そう考えると、2代目GLBのスーパースクリーンもある意味レトロフューチャーな趣に見えなくもありません。とはいえ、昔の車はダッシュボードの「ボード」自体が主張することはなかったわけですから、液晶画面時代のダッシュボードも、もうちょっとどうにかならないのかなとは思いますね。
2台目メルセデス・ベンツGLBのインテリアの大きな朗報は、ステアリングスイッチに物理ボタンが戻ったことです。これまで現行のメルセデス・ベンツではステアリングホイールのスイッチをタッチパッド化した通称「トンボハンドル」が採用されていました。
私も代車で何度か乗りましたが、ACCの速度調整やオーディオの音量コントロールは、親指でタッチパネルをすりすりと擦りながら操作するのは不可能です。
これは導入当初から世界的に不評だったもので、この度ようやく改善されることとなりました。新型メルセデス・ベンツGLCやGLBから、ACCの速度調整用のロッカースイッチと音量のローラースイッチが復活したのです。これは操作性が格段に向上するはずです。
運転支援MB.DRIVE
これまでのメルセデス・ベンツでは、アダプティブクルーズコントロールの「アクティブ・ディスタンスアシスト・ディストロニック」や車線変更支援の「アクティブ・レーンチェンジングアシスト」などがありましたが、これらの機能が「MB.DRIVE」という名称で統合されるそうです。
新型GLBには、8台のカメラ、5つのレーダーセンサー、12個の超音波センサーが搭載され、将来の機能や定期的なOTA(Over-the-Air)アップデートに対応できる十分なパワーを持つ水冷式高性能コンピュータが含まるとのことです。
従来から搭載されていたACCやLKAに加え、レーンチェンジングアシストも復活。さらに、MB.DRIVE ASSIST PROと名付けられた市街地運転支援機能(NOA : Navitage On Autopilot)も中国市場を皮切りに搭載されます。いわゆるテスラFSDに代表されるような、市街地でも交差点の右左折や信号制御への対応が含まれるレベル2運転支援機能です。
メルセデスのMB.DRIVE ASSIST PROは、テスラや中国メーカー以外の伝統的自動車メーカーによるNoAとしてはおそらく初採用となるようですをテスラのFSDは2020年からベータ版が公道で提供開始されていて、先進的な機能ではあるものの、安全性に懸念がある中でのベータ版の提供は「消費者にR&Dを担わせている」「ユーザーから課金して試験運用している」などの声も聞かれました。
当初はFSDの性能については、自動運転時代の幕開けとの評価の声がある一方で、粗削りで不安定な挙動も数多く指摘されていました。あれから5年余りが経過し、市街地運転支援機能もいよいよメルセデス・ベンツの安全基準に照らしても市販化して差し支えないレベルに達したといえるのかもしれません。
これらの運転支援機能は国や地域によって法規制が異なるため、どの地域でどの機能がいつ搭載されるかは分かりませんが、フルで搭載されれば、概ねテスラのFSDのような機能になるようです。これは楽しみですね。
また、メルセデスが今回のMB.Drive Assist Proで売りとしている機能のひとつが「協調操舵(Collaborative Steering / cooperative steering)」です。これは、要するにシステム側が操舵制御している際に、運転手が手動でハンドル操作に介入しても、操舵支援機能が解除されない。人間とシステムが協調して操舵することが可能、という機能です。
ベンツのACCで普段からアクティブステアリングアシストを使用している方にとっては「そんなの当たり前だろ」と思われるかもしれませんが、実は意外と当たり前ではなく、現在のテスラをはじめとする多くの車種では、オートステア中の手動ハンドル操作でシステムが解除されるものが珍しくありません。
システムによる制御に全幅の信頼を寄せられるのであればそれでもかまわないのですが、手動の修正舵はゼロとはならないのが現実です。それに、走行中に運転支援機能が作動と解除を頻繁に繰り返すと、いま運転支援がオンなのかオフなのか分かりにくくなってしまい、運転手の勘違いを生みかねません。そのため、レベル2運転支援においては、協調操舵は非常に有効な機能といえます。
当初はBEVのみのパワートレイン
まずはBEVのGLB 250+ とGLB 350 4MATICが2026年春から市場投入されます。GLB 250+は200 kW、WLTP航続距離最大631 km(クラス最高レベル)。GLB 350 4MATICは260 kW、スポーティな最上位モデルという位置付けです。両モデルに共通する仕様としては、使用可能容量85 kWhのリチウムイオンバッテリー、800 Vアーキテクチャーにより、10分の充電で最大260 km(WLTP)の追加が可能となっています。今後は、エントリーモデルを含む追加のBEVや、48 Vマイルドハイブリッドも追加される予定です。日本市場での主力はMHEVになるのでしょう。BEV仕様では日本円換算で1000万円を超える2代目GLBですが、MHEV版がどの程度の価格になるか興味深いですね。
3列シート
日本では3列7人乗りのみが発売されているGLBですが、実は本国では標準仕様車は5人乗りで3列目はオプションという扱いです。
3列目の最大身長は初代GLBの1.68mから、新型では身長1.71 mまで対応するようになりました。また、3列目へのアクセスもイージーエントリー機能の調整範囲が32mm延長されたことと、リアドアの開口部が拡大されたことで改善されたということです。
先代モデルと比較してホイールベースが60mm延長され、2,889mmとなりました。これにより特に後席乗員が恩恵を受け、2列目のレッグスペースは初代GLBより最大68mm増加しています。
「星空」が溢れるサンルーフ
2代目GLBのサンルーフ、なんと全車標準装備で、少なくともBEV版においては、通常ルーフ仕様は選択できないそうです。このパノラミックルーフですが、ご覧の通り大きな1枚ガラスになっていて、どうもサンシェードはないようです。
機能としては、太陽光による輻射熱を防ぐため、熱絶縁性の合わせガラスが採用されており、内側には赤外線反射コーティングと低放射率(Low-E)コーティングが施されていて、さらにオプションの「SKY CONTROL」では、ガラスの透明度をセグメントごとに10~20ミリ秒という高速で切り替えることができ、透明モードと不透明モードを切り替えることができます。
また、SKY CONTROLパノラミックルーフは、車内のアンビエントライティングと連動し、ガラス面に158個の星が浮かび上がる「イルミネーション付き星空」を実現しています。
シェードがないのは不安ですが、Low-Eコートはかなり熱を抑えられるということで、どうなんでしょう。大丈夫なんですかね。
生成AIを採用したMBUX
最後にMBUX。この世代から生成AIが活用されるようになります。具体的には、MicrosoftとGoogleの複数のエージェントを採用しており、知識領域ではChatGPT-4oとMicrosoft Bing Searchがエージェントとして機能し、ナビゲーション関連の質問には自動車向けに特化されたGoogle GeminiのAutomotive AI Agentが回答を提供するということです。また、ナビの地図はGoogle Mapsが採用されるそうです。
現行GLBの「ハイ、メルセデス」で起動する音声認識コマンドも発売当時は鳴り物入りで登場し、業界内では性能が高いと評価されてはいるものの、頻繁に使うのはせいぜいエアコンの温度変更か「自宅に帰る」くらいしかありません。「〇〇(地名や店舗名)に行きたい」も使いますが、正しく認識してくれると分かっているような場所にしか使わないんですよね。初見の場所なら予めスマホアプリで目的地設定した方が便利だし。
生成AIを搭載した次世代MBUXがどこまで実際のカーライフに役に立つものになるのかは体験してみるまで分かりませんが、かつて人気を博した「ナイトライダー」の「ナイト2000」に搭載された人工知能「K.I.T.T.」のように、ドライバーと軽妙な会話を交わしたりすることができるようになるのでしょうか。

ということで、主にメルセデスの発表情報をもとに2代目メルセデス・ベンツGLBについてオーナーなりに詳しく見てきましたが、どうでしょうか?内外装のデザインは賛否両論ありますが、姉妹車の新型CLAは欧州カー・オブ・ザ・イヤーを取得するなど、プラットフォームやシステムの出来栄えは相当高いものと思われます。新型GLBの日本発売は2026年後半か2027年とみられますが、実車を見るのが楽しみですね。











