2013年の欧州自動車販売実績は前年比マイナス1.8%の123万台。

みなさまこんにちは。

このブログではそもそも誰が興味あんねん的な記事が多いのですが、そもそも日本で1年間に登録されるフランス車の割合は全体のわずか0.2%くらいです。日本の人口比に例えると1億人のうち20万人くらいですね。20万人て鳥取市の全人口くらいです。我が声よ鳥取市に届け。

というわけで、年も明けて2013年の欧州市場のデータが揃ってきましたのでまとめてみました。

まず、全体の状況を。

ACEA(Association des Constructeurs Europeens d’Automobiles、欧州自動車工業会)がまとめた2013年の欧州域内の乗用車登録台数です。

EU27ヶ国プラスEFTAの登録台数は12,308,215台。12,523,098台から-1.8%の減少となりました。

新車登録台数は6年連続で減少。1995年以来最低(当時はEU15ヶ国)で、aceaの統計が2003年に拡大EUとなってからも最低となりました。なお、直近のピークは2007年の1,595万台でした。毎年50万台の需要が失われているわけですから、厳しいですねえ。

国別の台数を見ていきましょう。

スマホでレイアウトが厳しい方はPC表示でどうぞ。

順位 国名 台数 前年 前年比
1 ドイツ 2,952,431 3,082,504 -4.2%
2 イギリス 2,264,737 2,044,609 +10.8%
3 フランス 1,790,456 1,898,760 -5.7%
4 イタリア 1,303,534 1,403,010 -7.1%
5 スペイン 722,703 699,589 +3.3%
6 ベルギー 486,065 486,737 -0.1%
7 オランダ 417,036 502,479 -17.0%
8 オーストリア 319,035 336,010 -5.1%
9 スイス 307,885 328,139 -6.2%
10 ポーランド 289,913 272,719 +6.3%
11 スウェーデン 269,599 279,899 -3.7%
12 デンマーク 182,198 170,813 +6.7%

欧州で最大の市場規模のドイツが前年比マイナス4.2%、3位のフランスがマイナス5.7%、4位のイタリアがマイナス7.1%と、上位市場の落ち込みが全体の足を引っ張る結果となりました。そんな中で市場規模2位のイギリスが前年比10.8%増の2,264,737台となったのは明るいニュースでした。ヨーロッパの不景気は長引いていますが、自動車販売については国によってかなり温度差があるようです。

次にメーカー別の新車登録台数をみてみましょう。

順位 国名 台数 前年 前年比
1 VW Group 3,085,368 3,110,056 -0.8%
2 PSA Group 1,342,061 1,465,996 -8.5%
3 Renault Group 1,096,027 1,053,510 +4.0%
4 GM Group 968,781 1,011,719 -4.2%
5 Ford 902,883 936,916 -3.6%
6 BMW Group 794,497 799,460 -0.6%
7 Fiat Group 740,641 798,924 -7.3%
8 Daimler 682,651 656,557 +4.0%

断トツの1位はフォルクスワーゲングループ。傘下のアウディ、セアト、シュコダなどを含めると市場シェアは25.0%を誇ります。フォルクスワーゲンブランドはマイナス3.5%だったものの、好調なセアトとシュコダに救われた格好です。

一方わがPSAグループ。プジョーは前年比5万台減の74万台、シトロエンは前年比7万台減の60万台と市場平均を大きく下回る結果となりました。

各メーカーともに厳しい中、業績を拡大したのはフォルクスワーゲン傘下のシュコダや、ルノー傘下のダチアなどです。PSAグループがバジェットブランドを持っていないことも、販売台数を大きく下げた要因の一つと言えるでしょう。

さて、ヨーロッパ市場の2014年はどのような年になるでしょうか。

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