GLBの次の愛車は見つかるのでしょうか。

みなさまこんにちは。

私が小学生の頃って、サッカーやってる子なんてほとんどいなくて、みんな野球をやっていたんですよ。

放課後に遊びでサッカーをやることもありましたが、ポジションなんて誰も知らないから、みんなボールに群がって追いかけるんですよね。

数少ないサッカー経験者の子が「おい!団子サッカーするな!」と叫んでいたのを今でも覚えています。そんなこと言われたって、あの頃の普通の小学生のサッカー知識なんて「ハンド」と「スローイング」の他には「スカイラブハリケーン」くらいしかありませんでしたからね。サッカーの試合なんて誰も観たことなかったんですよ。

あれから40年ほど経って、わが家の双子男児2人は小学校に上がる少し前からサッカーをはじめ、4年生になったいまも続けています。

最初は軽い気持ちだったんですよ。野球かサッカーならサッカーかな、くらいに。だって少年野球って、2015年とかその辺りでも、普通に声出しランニングとか、野手が「へーいバッチこーいバッチこーい」とかやってましたからね。指導者は校門の前でタバコ吸ってるし。ふざけんな。

サッカーなら指導資格もあるし、野球よりはいいかな、くらいです。1年生の頃は練習中にグラウンド脇の線路を通る電車をボーッと見つめていた弟も、すぐにサッカーが好きになり、真面目に練習に取り組むようになりました。

お調子者の兄の方は、ふざけながら適当にやっててコーチからよく怒られていました。2年生の頃は「ねえ、なんで僕サッカーやってるの?」とか言ってました。

3年生になると、二人の実力に明らかに差がついてきました。真面目で運動神経も良い弟は1軍のAチーム、いつもふざけて怒られてばかり、やる気もそれなりでボールの扱いもさほど上手くない兄は、2軍のBチームに分かれたのです。

コーチからは「弟くんにはぜひAに上がってもらいたくて。兄くんがやる気をなくしてしまわないといいのですが」というお気遣いも頂きましたが、世の中ってどうしても椅子取りゲームですからね。AとBで練習場所や時間が違ったりするので大変なんですが。

兄くんも、暇さえあればボールを蹴ってる弟や、ダンスに入れ込んでる姉のように、夢中で打ち込める何かを見つけてくれるといいんだけど…

それから1年ほど経ったいま、地道に練習に取り組むも体格面で不利な弟はAチームでギリギリフル出場レベル、一方の兄はBチームのキャプテンを任されています。

AチームとBチーム、ガチで対戦したらおそらく前後半30分で7-0くらいの実力差ですが、Bチームの兄は「後ろあるよ!」「プレス行け!」「もっとライン上げろ!」などと、よく声を出してチームの司令塔になっているのです。

キャプテンでしか経験できないことが、明らかにあるんですよね。「仲間がミスしたら『何やってるんだ』って思うだろ?でも怒っちゃダメだよ」とか、「スペースがら空きのところに声かけて回させるのも必要だよ」とか。「お前せっかくキャプテンになったんだから、クビになるなよ」とか。

兄は足の速さは頭抜けているので、カウンターがめちゃくちゃハマります。試合では、大して上手くもない兄の方が輝いて見えるんですよ。なんというか、適材適所ってあるんだなあと。

そして2022年のワールドカップイヤー。ふたりはサッカーを観まくってます。日本代表の試合はもちろん、暇さえあればずーっとABEMAでワールドカップのハイライトや、英国プレミアリーグとかの動画を観てるんですよ。

どちらかというと弟よりも兄の方が観るのが好きで、三苫がデュエルで立ち止まってフェイントかけるのとかを真似して、コーチから「そんなに長く持つな!」とか言われてます。いいよいいよ。それでいいんだよ。

「お父さん、コスタリカのナバスがメッシのPK止めてヤバい」とか。ナバス?お父さんのサッカー知識はドーハの悲劇で止まってるのよ。つい最近まで前田大然も吉田麻也も長友佑都も三苫薫さえも知らなかったんだぞ。本田圭佑って、ケイスケコインとかに絡んでたヤバい人でしょ。ヴェルディ川崎とかどこ行ったんですか。

でも楽しいですよ。子供たちがサッカーが好きになるにつれて、僕もサッカーに触れる機会が増えてきました。つい最近まで「オフサイドってなんかゴールぎわで取られるやつだろ」くらいの理解しかなかった僕に、彼らがサッカーの楽しさを教えてくれたのです。ありがとう子供たち。そしてありがとう俺たちのABEMA。ずっと無課金でいさせてくれよ。

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中盤縦パスを受けたBチームの小4双子兄。持ち味の俊足を活かして4人の相手選手を抜き去り1対1からシュート(外した)。というか完全にオフサイドじゃねえか。

ということで、そんなサッカーボーイズの送り迎えにも大活躍しているわがメルセデス・ベンツGLB (200d FF)は、納車から1年と8ヶ月が経過しました。走行距離は約15,000kmで、保証範囲内の細かなトラブルはそれなりにあるものの、基本的には順調に距離を伸ばしています。

ただ、いつもぼんやりと思っているのは「次どうしようかな」ということなんですよね。もちろんGLBには満足しているんですけど、買い替え候補は常に気になるものです。

ということで、実際問題GLBから乗り換えるとしたら、どうすればいいんでしょうか。まずはこだわりポイントをいくつか挙げてみます。

こだわり1. 7人乗り

ここはやはり外せません。3列目を使うのは2〜3ヶ月に1回だけなんですが、実は2列目がすごく広いというのも3列シート車の大きなメリットなんですよ。例えばGLBでは2列目のスライド幅は前後に14cmあり、一番後ろまで下げると3列目の足元空間が完全に消える代わりに、2列目の足元は広大になります。これは、5人乗りのパッケージでは不可能であり、仮に3列目を一度も使わなかったとしても実感できるメリットなのです。

一方、GLBのセブンシーターとしての問題点は、ずばり「2列目の幅(横方向)が狭い」ことです。後席は左右2席の座り心地が優先されているため、中央の座面はクッションがまったくない補助席です。そして背もたれも「アームレストの裏」なんですよ。2列目に3人座ると、小6と小4双子の3人でも既に狭くなりつつあるのです。ここはどうにかならんかなあと。

こだわり2. 輸入車?国産車?

私はこれまで1台の国産車と3台のフランス車を経てドイツ車に乗っています。かれこれ20年以上輸入車しか所有していないのですが、別に国産車が嫌いというわけではありません。ただ、国産車で心配なのはシートなんですよね。欧州車ならまず心配ないんですが、ここはかなり不安です。今は大丈夫なんですかね。

こだわり3. パワートレイン

そもそも7人乗り縛りでパワートレインを選べるほどの選択肢があるのかという気もしますが、2023〜24年に買う新車なら、HEVなりPHEVなりなんらかの電動車でしょうねえ。正直あまりこだわりはないのですが。

こだわり4. ADAS

我がGLB 200dには、ACC、LKAなどいまやほぼ当たり前になった装備に加え、ACC作動時に速度を問わず前走車の左右移動に追従するアクティブステアリングアシストや、高速道路の時速80km以上で作動するアクティブレーンチェンジングアシストなど優れたレベル2+機能が搭載されています。

わがGLBが2021年3月に納車された時には、2〜3年もすればどんどん新しい機能がリリースされて、GLBのADASもあっという間に陳腐化してしまうのではと想像していましたが、どうもそうはなっていません。

LiDARを装備したレベル3搭載車はメルセデス・ベンツSクラスやボルボEX90(未発売)などごく一部の高級モデルに限られます。高度なレベル2という意味では、高精度地図と連携して渋滞時ハンズフリーを実現したスバルのアウトバックなどに搭載されるアイサイトXや、日産アリアに搭載されるプロパイロット2でしょうか。

レクサスやトヨタの最新のプロアクティブドライビングアシストでは、カーブでの減速や信号手前での減速が行われるそうですが、総合的にベンツのADASよりも優れているものなのかどうか、非常に気になるところです。

ということで、こういったこだわりポイントを前提に具体的にどんな選択肢があるのか、車種別に見ていきましょう。

候補1. GLE/GLS/Vクラス/EQB

まずは我がメルセデス・ベンツ。7人乗りはGLB以外にもGLE、GLS、Vクラスに電気自動車のEQBと、なかなか豊富なラインアップです。

EQBは先日もレポートした通り、1台持ちのファミリーカーとしては、まだまだ現実的な選択肢にはなりえません。

GLE、GLSはそもそもデカすぎるだろうというのもありますが、現行モデルはADAS機能がGLBとほぼ同じなので、GLBから乗り換えても「うわあ凄え」とはなりません。

そして、GLEとGLSは、ともにアメリカ製というのが気がかりです。アメリカにおけるベンツって、完全に日本におけるイタ車の扱いですからね。日本のPDIは相当頑張っているのだとは思いますが。

Vクラス?うーん、Vクラスを買うなら素直にアルファードじゃないですかね。

ということで、残念ながら我がメルセデスの中には、現時点でGLBの乗り換え候補になりそうなモデルはなさそうです。

候補2. ボルボXC90

ボルボXC90の現行モデルは2016年発売ですが、当初は774万円だったエントリー価格が今や904万円と、限りなく1000万円に近づいてしまいました。そしてXC90は近々BEVのEX90にリプレースされるそうです。これが英国では1,700万円以上で重量が2.8tもあるらしいんですよ。乗員入れたら3tですよ。築古の自走式立体駐車場とか大丈夫なんでしょうか。早くも英国では「クソ高いボルボなんて誰が買うんだ」と言われてしまっているのです。

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ボルボXC90

候補3. BMW X5

ディーラーから借りパクした白いBMW X5に乗って高速道路で壮絶な煽り運転をかました運転手(とその同乗女性)があまりにアレだったことからネットミームにもなってしまったX5ですが、もう事件から3年以上経ちましたので、「X5 = 煽り運転」というイメージもだいぶ薄まってきたのではないでしょうか。

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BMW X5

3列目は非常に狭いとされるX5ですが、サイズは全長5m、全幅2mとデカいです。また、新車価格は1000万円を超えますので、なかなか敷居は高いですね。

候補4. ランドローバーたち

3列シート車の選択肢が比較的多いランドローバー。ディフェンダーはミドルボディの「110」に3列シートのオプションを設定すると900万円近くなります。写真では小さく可愛げに見えますが、実車を見るとメチャクチャデカいです。

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ランドローバー・ディフェンダー110

ディフェンダーの他には、1000万円を超えるディスカバリーや、現実的な予算ではディスカバリースポーツなどもありますが、ADASとかナビとかって大丈夫なんでしょうか。

候補5. マツダCX-80

マツダの高級プラットフォーム「ラージ商品群」の第二弾は3列7人乗りのCX-80になるとされています。CX-60が400〜600万円程度ですから、もう少し上の設定になるのでしょうか。CX-60でことごとく酷評されている低速域の乗り心地はおそらく改善されてくるのでしょうが、意外にもステアフィールの印象が希薄だったことと、ADASが一般道で全然使えなさそうなのが気になるところです。

候補6. プジョー・リフターロング

GLBの課題である2列目の横方向の狭さを解決してくれるのは、2列目の3席が独立式のリフターなんですよね。2022年12月時点のラインアップは5人乗りのみですが、2022年中にロングボディの7人乗りの日本導入が計画されているそうです(あと2日で今年終わるけど)。

価格はフルオプションで500万円前後になるのでしょうか。3席独立式の2列目に加え、3列目もほぼフルサイズシートとみられるなど「7人乗り性能」は高いものの、高速道路でピョンピョン跳ねたりしないかは、若干気になるところですね。

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候補7. GLB to GLB

2台目のGLB、という選択肢もないわけではありません。現在は純ICEのみのGLBですが、2023〜24年に見込まれるマイナーチェンジでは、全車マイルドハイブリッドになるようです。しかしその一方で、メルセデスのコンパクトクラスではセンターコンソールのタッチパッドが廃止されるなど、コストダウンのための装備の簡素化が進みます。そして、ADASについては、なぜか現行MP202301版から、とても便利で未来感溢れる機能である「レーンチェンジングアシスト」が廃止されてしまっているのです。

価格は2022年12月時点の「MP202301」でAMGレザーパッケージを除くフル装備が683.1万円。まあ高くなりましたよね。フェイスリフト後は熟成されて乗り心地が良くなったりするのだと思いますが、パッケージングは全く変わらず、失うものも多そうで、同車種の代替えは厳しそうです。

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候補8. プジョー5008

やはり私にとって一番似合うのは、古巣のプジョーなのでしょうか。5008は、全高を抑えたスタイリッシュなSUVながら2列目は3席独立式で、横方向の広さはバッチリです。後席サンシェードもシートバックテーブルもついてるし、全長も4.6mとコンパクトだし、ADASもまずまず。純ICEだけどディーゼルは燃費も良好です。

なになに?プジョー5008、2022年12月生産分からレザーパッケージ(ナッパレザーシート、ダッシュボードウッドデコレーション、パークアシスト、360度カメラ)が消え、パノラミックサンルーフが標準装備になって、フル装備638万円ですと…

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プジョー5008、素敵なデザインでGLBより40万円ほど安いけど、駆動輪が2つ減り、音声コマンドもなく、GLBよりやや跳ねる乗り心地、ハンドリング、インフォテ、ADAS、アンビライト、便利なスマホアプリ、ディーラーの質、リセール…………

ベンツって、安いんだな……

  終
制作・著作
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