みなさまこんにちは。
さて、納車から1ヶ月で1,000kmちょっと走り、前車の走行距離が年間5〜6,000kmに留まっていた私としてはかなりのハイペースの我がメルセデス・ベンツGLB200d。納車後レビューはまだまだ続きます。
今のところトラブルといったトラブルはほとんどありません。幸いなことに、GLB界隈で散見されているDCTやADASセンサー絡みの不具合は発生しておらず、ディーラーの1ヶ月点検でも異常はありませんでした。
あるとすれば冷感時のエンジンの息継ぎと、電動テールゲートの誤作動疑い事案のみで、どちらも走行に支障はありません。これはゴールデンウィーク明けに預けて調べてもらう予定です。
レビュー3回目となる今回は、何かと話題の「MBUX」についてレポートさせて頂きます。車好きの方であれば、メルセデス・ベンツの「MBUX」という名称を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。正式名称は「Mercedes Benz User Experience(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」で、メルセデスによると「車両の様々な機能をより直感的に操作できるシステム」であり、「自然対話式音声認識や、各機能の使用履歴から音楽や目的地をお客様へ提案するなど、今までにない機能により、お客様にまったく新しいユーザー体験を提供」するということです。
「MBUX=音声認識」というイメージが強いのですが、実際は大型液晶タッチパネルやステアリングホイールの操作ボタン、センターコンソールのタッチパッドなどの操作系を含む、インフォテイメントシステムの総称なのです。

MBUXのスクリーンは左右2画面構成。中央はステアリングホイールで遮られるので、分かれている方がいろいろと合理的です。
メーター画面。情報量の少ない燃費計を中央に表示しても、ADASは左に表示できません。なんで?
「ちょっと暑いんだけど」「家に電話して」「ヒップホップのプレイリストをかけて」「近くの駐車場を教えて」「今日の天気を教えて」「ハイ、メルセデス」とクルマに話かけるだけで起動。「ちょっと寒い」「室内をもう少し明るくして」「カフェに行きたい」「駐車場を探して」など、普通の会話のように話しかけるだけで、車両設定やインフォテインメント機能が簡単に操作できます。
GLBで走行中
僕「(ちょっと寒いな…)ハイメルセデス」M「ポペッ どうぞお話しください」
僕「エアコンを消して」
M「温度を最低にします」ブォー
「よけい寒いわw ハイメルセデス!」
「どうぞお話しください」
「エアコンをオフにして」
「アンビエントライトをオフにします」
「なんでや」
— フラとこ (@fratoko) March 27, 2021
僕「ハイメルセデス」
M「ポペッ どうぞお話しください」
僕「エアコンをつけて」
M「読書灯をオンにします」
僕「ハイメルセデス。読書灯を消して」
M「今はお手伝いできません」
僕「ハイメルセデス。お前を消す方法」#MBUX
— フラとこ (@fratoko) April 3, 2021
そして、明らかにバグと思われる挙動が、納車から1ヶ月ちょっとという短い間に何度も現れます。
いきなりギニア湾に飛ばされたんですが、どういうことなんですかね…#MBUX #Mercedes #GLB pic.twitter.com/5wSTeKMvw4
— フラとこ (@fratoko) March 21, 2021
【悲報】わがメルセデス・ベンツGLBのナビ、登録された自宅(画面左下の家マーク)を選択するも、まったく違う住所を目的地に設定するという信じられないバグを見せつけてしまう。 pic.twitter.com/5uuXOCPaNv
— フラとこ (@fratoko) April 3, 2021
この他にも、「目的地の候補リストで何回『1番』と言っても『2番』が選択される」や、「MBUXが『運転席側の温度を23度に設定します。』と確かに言ったのに、画面表示は24度になっている」など、登場から2年半以上が経過したシステムとは思えないほどのバグを叩き出してしまうのです。
ということで、メルセデス・ベンツのMBUX音声認識機能、課題は山積ながらも、現行世代のメルセデスにとってなくてはならない重要な機能の一つであることは間違いありません。ソフトウェアはユーザーが育てるものです。「こいつどうしようもねえなあ」などと見捨てずに、バグや要望はガンガン販売店やサポートに上げましょう。私たちの小さな声一つ一つが大きな山を動かすのです。そう、あの「GLB 200d AMGラインブレーキキャリパー問題」の時のように。

